Reader Store使ってみたが
 My Sony ClubのメールマガジンにReader Storeで使うことができる1000円分ネットキャッシュが付いてきたので試してみました。Reader Storeはソニーの電子書籍売り場です。

 特に欲しい本が浮かばなかったので検索で"艦これ"と入力。その中で1000円で二冊買える組み合わせでアンソロジーコミックを選択(横須賀鎮守府編4巻と5巻で926円)。これはそこそこ面白かったです。自腹で買いたいとは思いませんでしたが、タダなら不満もありません。まあそこはどうでもいいです。

 問題は、Reader Store使いにくすぎ、というところ。これ絶対に成功しないと思うな。まずPCから利用する場合、ブラウザにFirefoxが使えません。マイナーなブラウザに対応しないというのならわかりますが、Firefox程度のものすら対応してないとは。いまどき珍しい仕様というか、自ら商機を捨ててるとしか思えません。

 UIの使い勝手も非常に悪いです。わかりやすいところでは、アイコンに見立てられた本の表紙にマウスカーソルを当てるとポップアップで詳細を表示してくるのですが、このポップアップがスクロールボタンに被って操作しづらいのです。そのくせアイコン表示数だけは無駄に多いという。最近のAmazon.co.jpもそうですけど、とにかく情報をねじ込んで消費者の購買意欲を刺激しようとするのが流行なのかもしれません。昔から楽天市場がやっている手法ですね。やはり楽天が正しかったのか・・・。でもこれは私の好みではありません。

 投稿したレビューを参考にして誰かが電子書籍を購入するとポイントが貰えるというシステムにも疑問を感じます。つまりこれって提灯レビューを書けということですよ。何かモノを買うときに他人のレビューを参考にするのは、もちろん買うきっかけとしてポジティブな意見に後押ししてもらいたいという場合もありますが、客観的な意見からそのモノの良し悪しを自分で判断したいからなわけです。しかしこのシステムではネガティブなレビューは投稿されにくいでしょう。これではまったく参考になりません。ポジティブなレビューすらどうせポイント目当てなんだとうさんくさくなってしまいます。

 あと、これは期間限定かもしれませんが、今回買った本はAmazon.co.jpのKindle版で300円だったりします。2冊で600円。Reader Storeは2冊で926円でしたから、なんと1.5倍も高い!現状、Amazon.co.jpのKindle版電子書籍がPCから利用できないにしても、この価格差であればKindle版を選ぶ人のほうが多そうです。

 このままならReader Storeは生き残らないと思いました。
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