CPU温度の改善を図る
 寒くなってきたのでPCケースの側板を完全に閉じてみました。HD4670からHD7770に変えて、その他は何も変えていない条件でCPUが70度越えしてしまうのに困り、今までは側板を少し開けて使っていました。しかしいい加減閉めたく、そしてこの室温なら大丈夫だろうと思ったのです。しかしファンタジーアースを遊んでいるとやっぱり71・2度まで上がってしまいます。終了させると3秒と経たず55度まで下がるのですが・・・。そこからゆっくりと40度下回ってくる感じになります。(CPU:Core i5 750 CPUクーラー:BIG Shuriken・ファンは通常厚の12cmのものを1300rpmで使用)

 あとできることといえば、とりあえずCPUクーラーを掃除してみようと思い立ち、2年近くぶりにファンをはずしヒートシンクに積もったほこりをハケで取り除きました。ただ、ファンをはずさない状態でほこりを払う程度のことは機会のあるたびにやってきているので、そんなにほこりがついていません。今回は念入りに払って小さなほこりの玉3・4個分くらい。これでは何も変わらないだろうなぁと思いつつ、ファンを取り付けて側板も閉めてファンタジーアース起動して一戦して、ログを確認すると瞬間最高値で67度!実質66度。5度も下がってるではないですか!ここまで効果があるとは驚きました。ヒートシンクに積ったほこりだけでなく、ヒートシンクの間を埋めているほこりを取り除くのが重要のようです。でもそんなほこりがぎっしり埋まってたわけではないので、意外といえば意外です。

 HD7770のほうは高くて55度くらい、以前より室温が下がっている分若干下がってる状態です。この程度の温度ではグラフィックカード上のファンの回転数は30%未満なので、ファンの音などたかがしれています。そしてファンタジーアースを終了させるとあっという間に40度前半にまで落ちます。通常は30度台です。HD7770単体だけ見るとかなり扱いやすいのですけどね・・・。

 HD7770の性能を落とせば発熱も抑えられるのではないか、試しにCCCのOverdriveの設定でGPUクロックおよびメモリクロックを2割下げてみました。GPUクロック1100→880MHz、メモリクロック1300→1040MHz。ファンタジーアースを遊ぶだけならこれでも何も問題ありません。アンチエイリアス8xで一戦して違和感はありませんでした。しかし温度は変わらず。やはり55度くらいです。もくろみは崩れました。意味なし。

 それではCCCのOverdrive設定から電力コントロール-30%にしてみるとどうなるか。こ、こ、これは!そのまま素直に消費電力が-30%になるみたいです。正確に言うとHD7770のピークの消費電力が通常の-30%になるということのようです。ファンタジーアースプレイ中の消費電力が20Wほど低くなっているのを確認しました(HD7770のピーク消費電力は80W前後)。いくつかのベンチマーク中も同様に低くなっていました。もっともここまで消費電力を下げてしまうと性能は30%よりさらに下がってしまうようです。それでもファンタジーアースに限れば支障はまったくありませんでした。しかしやはり温度は変わらず。PCケース内が温まってしまって温度が下がりにくいのかもしれません。それを考慮しても目立った変化が認められないのが惜しい。それにしても電力コントロールなんて素人がいじるのは危険だろうと思い触れないでおいたのですが、これは使わない手はありませんね。

 さらに危険(?)をおかして-50%まで落としてみました。アンチエイリアスをかけると厳しいものがありますが、かけなければファンタジーアースも問題なく遊べます。もちろん消費電力は-30%時よりさらに下がりました。HD7770の電力コントロール-50%でHD4670と同じかちょっと上くらいの印象です。ただ繰り返しますが、温度はあまり変わらないです。これはPCケース内の温度の影響を大きく受けている可能性が高いので、別の日にまた試してみたいと思います。

 こんな魅力的な機能があったなんて、HD7770(というかRadeon)に対しての評価を変えないといけませんね。自分の環境では性能的にここまでのものはいらない、もっと低発熱・低消費電力のものに買い換えようという思いが消えてしまいました。これなら不満ありません。勉強会の記事に追記しておこうと思います。ここからさらに温度にも目に見えて改善が認められれば良かったのですが、まあそれは贅沢というものでしょう。
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