バルゼーに着手
バルゼー中身

 ナスカもだいぶ組みあがってきたので、次はバルゼーに手を出すことにしました。ここまで、大戦艦・デスラー艦隊駆逐艦・ゴーランド・ナスカ、そしてこのバルゼーと来ていますが、これで白色彗星帝国の緑白色メカがすべて勢ぞろいというわけです。旗艦である超巨大戦艦は色が違うのでひとまずおいておきます。

 例によってバルゼーももちろん人の名前、白色彗星帝国軍の提督です。彼が乗っている超大型空母だからこの名前なのでしょう。しかし彼の部隊は旗艦アンドロメダ率いる地球防衛軍の拡散波動砲を受け、あっという間に壊滅させられてしまいました。いいとこまったくなし。ただ、地球防衛軍が白色彗星に飲み込まれて全滅した後、バルゼー提督が降伏勧告の使者として地球にやってくる場面でこの超大型空母の姿を見ることができます。ナスカよりは出番があります。

 この超大型空母は上部・下部甲板がそれぞれ1パーツで形成されていて、それでもって船体を挟み込むだけで完成。甲板の模様はシールで再現可能となっています。しかしこのシール、片面の分しかありません。なぜ。あと、なぜか"バルゼー"と刻印されたネームプレートがついてきます。この分のコストを両面分のシールに回してくれたら良かったのに・・・。

 組み立てはとても簡単そうです。ぱっと見ではこれまでの中で一番簡単に思えます。

 他の進捗状況は、大戦艦とデスラー艦隊駆逐艦がほぼ完成、ゴーランドはやすりを掛けすぎてゴミになりかけのところから少し復活、完成率30%(新しいものを入手して作り直したほうが早いかも・・・)、ナスカはほとんど完成していますが、艦橋のゆがみを修正するのに支柱からばっさり切断したり、少し遠回りているところ、となっています。ゴーランド以外は結構出来上がっています。

 作ってみると気がつくのですが、ナスカは残念ながらあまり出来が良くありません。モールドがはしょられすぎなのです。ゴーランドはあまりに適当なモールドが多いところに不満を感じますが、ナスカはその逆の理由で不満です。設計した人のセンスの違いが表れています。最初に不満を感じたデスラー艦隊駆逐艦は、こうやって比較してみると実はそれなりに良い出来に分類されるのだと思えてきました。大戦艦は出色の出来。元々100円とは思えないほど良く出来ています。その代わり組み立て難易度も突出していますけど。
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