メイリオをヒラギノに置き換えてみたが
 Windows7はフォントの指定できる範囲がザルで、コントロールパネルやタスクバーのバルーン表示などは強制的にメイリオが使われてしまいます。これをどうにかしたいと思い、試行錯誤してみました。ただやり方は今ひとつはっきりしません。ここでは、とにかくできたという報告と、アプローチの仕方について記事にしてみました。

コントロールパネルをヒラギノで表示

 できたはできたのですが、はっきり言ってヒラギノでもしょっぼい表示です。Windows7のフォント表示は縦方向にアンチエイリアスが掛からないそうですが、おそらくそれが原因ではないかと推測します。ブラウザの表示などには標準アンチエイリアスが用いられているものの、なぜか部分的にこのような汚い表示になってしまいます。

こちらはいつものメイリオ

 こうやって比べてみると良くわかります。アルファベット、いわゆる1バイト文字については、デザインの好みは別にして、メイリオでもヒラギノでも特に不満は感じません。問題なのはカナ漢字の2バイト文字で、どちらもがたがた・・・。Windows7の開発陣が日本語表示にまったく気を払っていないのが明らかです。

Tipsの表示もヒラギノに

 ただし、タスクバーのバルーン表示等についてはデフォルトのメイリオよりは随分と改善されたと感じます。Windows7のエアロという仕様上このバルーン表示が無駄に目に付くので、この部分のフォントを変更できたのはひとつの収穫です。


 それではどうすればメイリオを他のフォントに置き換えられるのか。実は私もメイリオ単体を完全に置き換える方法は理解していません。

1:メイリオのアクセス権限をicaclsで解除して削除できるようにする
2:置き換えたいフォントのフォントネームをメイリオと同じに書き換える(ファイル名ではなく、フォント内部のフォントネームです)
3:メイリオ(meiryo.ttc)を削除して上記の置き換えたいフォントをインストールする
4:再起動して完了・・・のはずだった

 理屈では上記の手順でうまく置き換わるはずだったのですが、どうしてもメイリオ単体が表示されませんでした。Windows7はメイリオが見えない場合にメイリオUIを代替して使うようになっているらしく、今回試した限りでは何度やってもメイリオUIのほうが表示されてしまいました。ちなみに、メイリオUIも見えない場合はメイリオボールドを使ってきます。

 それならメイリオUIの部分を置き換えたいフォントにしておけばいい、そう考えつきます。もちろんそうしました。すると確かに置き換わります。

 しかしそれはちょっと気持ち悪いと思ったので、メイリオ単体のファイルネームを用いてmeiryo.ttfというヒラギノ単体フォントを作ってインストールし、さらにレジストリエディタで\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fontsのメイリオの部分をmeiryo_0.ttfに指定してあげると、今度はなぜか上手く行きました。ファイル名がmeiryoではなくmeiryo_0となっているのは、同一フォントネームのフォントを後からインストールするとこのようにナンバリングされるからです。元のファイルが上書きされず残されるよう配慮されているようです。

 ここで、もしかして最初からレジストリを書き換えるだけでよかったのでは?と疑問に思い、既にインストールされているオリジナルのヒラギノのファイル名を指定してみると、これは残念ながら反応なし。この点についての検証はまだなにもしていません。やはりフォントネームをメイリオにしなければいけないのか、それとも既にヒラギノとしてインストールされているフォントを二重に指定したのがいけなかったのか、確認すべきところはいくつかあるので、そのうち記事にしたいと思います。

 長々と書いてきましたが結論。ヒラギノでメイリオを完全に置き換えてもWindows7のフォント表示の汚さはどうにもなりません。
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