ペーパクラフトで工作を楽しもう!
ペーパークラフトはよりどりみどり

 夏休みも後半、自由研究は何をしようかと考えているお子さんがいらしたら、ペーパークラフトの工作はいかがでしょうか。今のペーパークラフトは驚くほど美しく、それでいて組み立てもさほど難しくありません。カラープリンタとペーパークラフト用の紙さえあれば誰でも作ることができます。完成した時の達成感と満足感が得られるお勧めの自由研究ですよ。

作りたくなるようなすごいものばかり!

 まず素材となるペーパークラフトを選びます。これは検索すればいくらでも出てくるのでお好きなものを選んでください。プリンタメーカーのひとつであるキャノンが無料で公開しているペーパークラフトは種類も豊富で一見の価値アリです。

 基本的に、好きなものを作ればよいと思いますが、初めて挑戦する場合は組立部品枚数があまり多いと途中で投げ出してしまうことになるかもしれません。まずは試しに部品枚数の少ないものを選択して、ペーパークラフトとはどんなものなのかを理解してから部品枚数の多いものに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 キャノンのペーパークラフトはすべてPDF形式です。Windowsの場合、PDFファイルをダウンロードしてクリックするとAdobe Readerというソフトが起動するのでそこから印刷します。印刷する紙はA4サイズです。


必ずペーパークラフト用の厚手の紙を使う


 プリントしてペーパークラフトを作る場合、必ずペーパークラフト用のものを使ってください。普通のコピー紙ではあまりに薄すぎてまともに作れません。ペーパークラフトは折り紙と違い、微妙な曲面を生み出しながら糊付けして形作っていくので、ある程度の厚さとしなやかさを持つ紙でないと上手くいきません。私が使っているのはサンワダイレクトが扱っているプリンタ対応の厚手のマット紙です。官製はがきと同じ厚さでしっかりとしたコシがあるため、思いのほか綺麗に組み上げられます。プリント自体も綺麗にできるので文句なしにおすすめです。


はさみと木工用ボンドがあれば作れる

 今回、ペーパークラフトを紹介するにあたり、私自身もひとつ作ってみました。"カワセミ"です。これは先に紹介したキャノンのペーパークラフトです。

 カワセミは組立部品が4枚、うち1枚はカワセミの紹介文があるだけなので実質3枚のお手軽ペーパークラフトです。ただし各部品は複雑な形をしており、平面を球面に仕立て上げて頭と胴を作り出すので、難易度は決して低くありません。もしお子さんがこの"カワセミ"を作りたいと決めたら、お父さんお母さんが手を貸してあげてくださいね。

組立部品・はさみ・木工用ボンド、これだけあれば作れる

 組立部品の切り出しにははさみを、のりしろの接着には木工用ボンドを使います。デザインナイフがあると複雑な形を切り出すのに便利ですが、はさみでも十分可能です。はさみは切れ味の良いものを用意しましょう。木工用ボンドは生乾きの段階であれば接着場所を微調整できる利点が大きいのと、はみ出しても乾燥すれば透明になるので目立たないというところから、ペーパークラフトに向いている接着剤だと言えるでしょう。ただし、のりしろに大量に塗布すると紙がふやけてしまうので、大盛りせず常に適量を保つように気をつけてください。その他、セロテープや両面テープがあるとより作業が楽になると思います。


組立部品は最初は大まかに、次に細かに切り出す

最初は部品単位に切り分ける作業から

 紙に印刷されている部品を切り出します。最初から細かく切り出すのではなく、まずは紙から切り離す目的で大まかに切り出します。こうしておけば他の部品に余計な負担がかからず、しなくてもよい失敗を防げます。

デザインナイフを使うと複雑な形も簡単に切り出せる

 次に細かく切り出していきます。のりしろの部分は見えなくなるので適当でかまいません。印刷されている部分は丁寧に切り出していきます。部品のふちの黒いラインは切り落としたほうが出来上がりが綺麗になります。私はこのラインを残して組み立てたのですが、これは失敗でした。写真はカワセミの頭の部品となります。これをまーるく組み上げていきます。


完成形を思い描きながら曲面を作っていく

 のりしろを所定の位置に接着していくとだんだん立体になって行きます。この作業をしていると、これはペーパークラフト用の紙を使わないと確かにダメだと気がつくはずです。適度な厚さとしなやかさが必要なのです。のりしろひとつひとつを確実に接着させながら曲面を作り出して作業を進めていきます。この"カワセミ"の頭部は曲面がきついので、裏側からセロテープで仮組みしながら組み立てるとよいかもしれません。裏側は外から見えないので、適当にセロテープを貼っても仕上がりには関係ありません。

平面を曲面に仕立て上げていく

 頭部が上手くできたら胴体を作ります。これ以降の作業で、頭部より難しいところはありません。したがって、とにかく頭部が作れるかどうかです。頭部は難しすぎて手が出ないとなったらこの"カワセミ"はすっぱり諦めて、他のペーパークラフトを選択したほうが良いと思います。

 以下、私が完成させたものです。ただの平面の紙からこんなに可愛らしいカワセミが誕生しました。自分で作っておいてなんですが、本当にすごいの一言。

まるまるしていて可愛らしい


楽しかったと思える自由研究になるように

 出来はともかく、ひとつのペーパークラフトを最後まで作り上げ、やった!完成した!という喜びを感じるところに自由研究としての工作の意味があると思います。ペーパークラフトには難しいところもなくはないので、お子さんがもし途中で詰まっているようなら手を貸して、最後まで導いてあげてください。工作してよかった楽しかったと終われる自由研究になれば私も紹介した甲斐があります。是非試してみてください。


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