ファイナルファンタジーXIVベンチマークしてみた
 なぜかうちのWindowsXPでは起動するとPCにリセットがかかってしまうファイナルファンタジーXIVベンチマークですが、Windows7では問題なく動かすことができました。メモリ4枚ざしにしているので、これが問題なのかと思っていましたが、ハードウェアではなくソフトウェアの問題だったようです。DirectX絡みでしょうか。

ミコッテを選択

 液晶モニタ側の制限のため、Lowで動かしました。Intel Core i5-750とRadeon HD4670の組み合わせでスコアは1950弱。3回やってほとんど変化なしでした。公式サイトの説明によると普通に遊べるのは2500~3000だそうで、私のPCでは厳しいようです。ただ、CPUの負荷をみてると悪くて40%いかない程度でしたので、単純にグラフィックボードだけ変えれば良さそうです。不満なく遊ぶにはRadeon HD5770あたりは必要なのでしょう。

ピンチを救ってくれる白髪ミコッテ

 ベンチマークはRAMディスクにおいて起動しました。それでもシーン変わり目のロード時の暗転は避けられませんでした。CPUには余裕がありますし、データの展開に時間がかかってるわけでもないようで、よくわからない仕様です。ハードディスクの重要性は低そうです。

嵐を乗り越えた船

 画質はまあ普通・・・な感じでした。十分綺麗だとは思いますが、負荷を考えなければ数年前にでも実現できたような出来栄えです。待てるなら動作環境を考える必要のないPS3版のほうが良いと思います。ただしサービス開始は半年以上後になるそうです。MMORPGはなにをするにも先行組が圧倒的に有利なので、それがわかってる人はPC版に飛びつくでしょうけどね。

 このベンチマークはテスターでなくても試せます。

エアマウス&キーボードを使ってみた!
 サンワダイレクトのレビューモニターに選んでいただき、空中で使えるワイヤレスマウス・キーボードという変わった入力機器を試す機会を得ましたので、ここでレビューしたいと思います。

本体表面は光沢仕上げ

 今回試したのは エアマウス&キーボード400-SKB011です。もちろんサンワダイレクトで扱われている商品ですが、もともとは海外のcidekoというメーカーがデザインしたもののようです。単三電池2本で連続使用50時間使える、USB接続のワイヤレスマウス・キーボードです。マウスとキーボードは一体になっていて、特に本体を傾けたり水平移動させることでマウスとして機能させるところが最大の特徴です。しかしこのマウスの部分は完全にアイデア先行で、実用性が考慮されているとは思えませんでした。キーボードの部分については、この大きさの割りに驚くほど使いやすいものになっていました。

■小さくても使いやすいキーボード

 手にとってみると非常に小さく、横幅はPS3のゲームパッドとほぼ同じ。重さはPSP-2000程度でしょうか。実際両方持ち比べてみても差は感じません。軽いと言っていいと思います。本体裏側の両端はしっかり握れるようにと膨らんでおり、その膨らみの中に電池を収めるようになっています。両手の親指を上手に使えば本体表面のボタンはすべて無理なく押せるようになっています。とても優れたデザインだと感じました。

本体裏面には電池とドングルが収まる

 ここでボタンと言ってるのは、キーと言うにはあまりに小さく、押し心地もいわゆるキーボードのキートップと異なり、まさにボタンをポチポチと押している、そんな感じだからです。ボタンはおそらくゴム製、しかしかなり硬く、プラスチックのようです。押すとカチッ・ポチッという音が鳴ります。静かな場所で使うにはちょっとうるさいかもしれません。薄暗いところでもボタンの位置を判別できよう、文字に蛍光塗料が使われているとなおよかったと思いました。

ボタンは押しやすいデザイン

 本体の大きさ(小ささにも)にもかかわらず、日本語キーボードとして必要なボタンはすべて実装されています。右Ctrlと左Shiftを省いたQWERTY配列となっています。小型ノートPCにありがちな、"ろ"や"む"のキーが異常に小さかったり不可解な場所におかれたりというようなこともなく、きちんと通常のキーボードと同じく配列されています。海外の製品でこれは驚くべき配慮です。すばらしいの一言。ボタンは縦5.9mmの横6.5mmと小さいものの、両親指ですべてのボタンにアクセスできることもあり、思いのほか入力しやすいです。調子に乗ってばばばっと入力しようとすると複数のボタンを同時に押してしまうこともありますが、そうでなければ普通に入力できます。簡単なチャット程度であれば十分すぎるほど使えます。

 その他にホットキーが備わっていて、Windows標準のブラウザ・メーラー起動用のボタンや音声のボリューム調整のボタンもあります。これならリビングPCの簡易リモコンとしても使えそうです。

一円玉との大きさ比較


■アイデア先行の実験的なマウス

 一方、マウスの部分ですが、すでに述べたように完全にアイデア先行で、マウスとしての使いやすさは二の次となってしまっています。自由に使いこなせるようになるには熟練を要すると思います。これだったら普通のワイヤレスマウスを選択すべきです。

 cidekoの説明によると、3Dモーションマウスセンサーなるものでカーソル操作を実現しているそうです。このセンサーは本体の中に仕込まれていて、本体を手前に倒すとカーソルは上に、奥に倒すと下に、左右に水平移動させるとカーソルも左右に動くという代物です。技術としては確かに見るべきところはあるのですが、マウスとして考えた場合まるで使い物になりません。まずセンサーの感度が高すぎるのか、カーソルが常にふらふら状態で一点を指示し続けることすらままなりません。そしてカーソルを左右に動かすには本体を大きく動かす必要があり大変面倒です。パフォーマンスとしては面白く見えるかもしれませんが、マウスとしての実用性は低いと感じました。本体左上あたりにポインティングスティックを配置することでマウス機能を実現してくれたほうがはるかに使いやすかったと思います。

 サンワダイレクトのエアマウス&キーボードの紹介動画ではカーソルを左右に動かすのに本体を左右に傾けているような場面がありますが、少なくとも私の手元のものでは、あの操作ではカーソルを動かすことは出来ません。左右に水平に動かす必要があります。これはWindowsでもPS3でもそうだったので間違いありません。

 なお、カーソルを動かしたくない場合はボタンひとつでマウス機能を停止できるようになっています。これは便利でした。


■PS3でも使用可能だがゲームパッド代わりにはならず

 商品説明にPS3での動作も可能とあります。実際使ってみると確かにUSB接続でマウスとキーボードとして機能しました。しかしXMBはカーソルキーでは操作できず、マウスで操作しなければなりません。当然3Dモーションマウスセンサーによるところになります。やってられません。このエアマウス&キーボードにはPS3ゲームパッドのボタンに対応するキーは存在せず、したがってゲームパッドの代わりにはなりませんでした。あくまでマウスおよびキーボードでしかないのです。

PS3とゲームパッドとエアマウス&キーボード

 キーボード単体としてみればかなり使いやすいです。例えばテーブルの上のキーボードに向かわず、ソファにゆったり座りながらこのキーボードでチャットするといった使い方などはよさそうです。とにかく場所を取らずに使えるのが最大の利点です。


■まとめ

 マウスとしての操作性があまりに実験的で、使いこなすのは難しいでしょう。そもそもカーソルを動かすのにエアマウス&キーボード本体そのものを動かさなければならない、この一点だけみても、そんなことしなくても他にもっと実用性の高い操作方法はあっただろうと言わざるを得ません。

 それでもこの小さい本体に日本語キーボードを詰め込んだところは評価したいと思います。両手で本体の両端を握り親指でボタンをポチッポチッと押していく、文字にするとぱっとしない入力方法ですが、実際やってみるとこれが意外に便利で、通常のキーボードを置く場所がないところ、あるいは立ちながらキーボードを使う必要があるところでは必ず役に立つでしょう。ボタンの大きさと配置、クリック感のバランスが良く取れています。

 欲を言えば、ホットキー部分を潰したスペースにアナログパッドその他基本操作ボタンを配置して、PS3のゲームパッド代わりとして使える仕様にし、PC上ではアナログパッドがマウス代わりになれば文句なしでした。

 実はそれに近い仕様のものがcidekoからすでにリリースされています。Air Keyboard Conquerorという製品です。アナログパッドがマウス代わりになるかは定かではありませんが、それ以外は上述したとおりのものです。PS3で近い将来サービス開始となるであろうファイナルファンタジーXIVなどでは、このようなゲームパッド+超小型キーボードは"使える"入力機器になるのではないでしょうか。残念ながら現時点でのサンワダイレクト・サンワサプライでの取り扱いはありませんが、値段や日本語仕様、バッテリーの持ちなどの問題がなければラインナップに加えて欲しい一品です。


 エアマウス&キーボード400-SKB011について、細かい基本仕様についてはサンワダイレクトで確認してください。cidekoではAir keyboardという名称で扱われています。
【サンワダイレクト】エアマウス&キーボード(400-SKB011)サンワダイレクト
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