地デジPC組み立ての注意点
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 リンクシェア・ジャパン5周年記念、2010年チャレンジレビュー、地デジが観られるリビングPCを作る!第3回目。いままで紹介したパーツを組み上げていきます。

 PCを作るといってもなにかを一から作り上げるわけではなく、個々のパーツをはめこんでいくだけのことです。基本的なことさえ押さえておけば誰にでも出来る、簡単な作業です。怖いのは静電気くらいです。手順としてはマザーボードをPCケースに収める前にCPUとメモリ、CPUクーラーを設置してしまいます。ケースに収めてからでも無理ではありませんが、作業性は落ちてしまいます。狭いところに手を突っ込むことにもなり、CPUクーラーで手を切る危険性も高まります。安全確実に作業を進めましょう。

挿す向きに注意
 まずはCPUから。写真にあるマザーボード上のソケットにはめてカバーをし、右側のレバーを倒すだけ。CPUをはめ込む向きは決まっていて、CPUとソケット両方に切り欠きがあるので間違えることはありません。合わないからといって無理に押し込まないでください。本当はCPUをつけたところも写真に収めたかったのですが、CPUクーラーを仮組みしたらぴちっとはまり取れなくなってしまったので、それは諦めました。

スロットには決まりがある
 次いでメモリ。メモリは2枚単位・もしくは3枚単位で売られていますが、必ず2枚セット・もしくは3枚セットで使えということではありません。セットで使うとメモリアクセスが速くなるので推奨されているだけです。1枚だけ挿しても使えます。問題なのはどのスロットに挿すか、という点。マザーボードの取扱説明書に必ず記述があるので確認してください。今回使用したTH55XEでは、システムを起動するにはA1かB1スロットに挿せとあるのでそれに従います。オレンジ色のソケットです。CPUと同じくメモリにも切り欠きがあるので、正しい向きにしか取り付けられません。はまらないからと無理に押し込むとソケットを破損します。

ぱちっとはめ込む
 そしてCPUクーラー。CPUソケットの4隅にある穴にCPUクーラーのピンを挿し、押し込んで固定します。この手のプッシュピンはぱちっと音がなるまで押し込みます。3つまでは簡単にはまりますが、最後の4つ目のピンを押し込むのが難しいかもしれません。経験上とりあえず3つのピンが完全にはまっていれば問題ないと思うので無理はしないほうがいいかもしれません。今回はBIG Shuriken SCBSK-1000の作りがよかったのか、TH55XEの穴の位置が正確だったのか、4つとも簡単にはまりました。ただ、ピンがヒートシンクの影に隠れてしまうので、次に着脱するのが難しそうです。実際取ろうと思ったのに取れませんでした。

モニターへの出力に必須
 TH55XEは対応しているCPUを使えばHDMI出力その他でモニターに繋げることが出来ます。しかし今回使うCore i5 750はその機能を持っていないので、別途グラフィックカードが必要です。今回はすでに持っていたものを流用します。

 地デジをモニターに出力するにはHDCP対応をうたっているグラフィックカードとモニターが必要です。HDCPとは著作権保護技術のことで、ユーザーの利便性にはなにも資するところがないのですが、これに対応していないと地デジを視聴することが出来ません。最近のものであればほぼ間違いなく対応しています。中古で一昔前のものを購入する際に注意すればよいでしょう。HDCP対応とグラフィックカードの性能はまったく関係がないので、地デジを観るだけなら安価なものでもまったく問題ありません。

すべてをPCケースに収める
 マザーボードをPCケースに収め、グラフィックカードと電源ケーブルをマザーボードに挿したところ。まだハードディスクは付けていません。まずはこの状態で電源を入れ、モニターにBIOS画面が正しく表示されるか確認します。正しく表示されればここまでの作業に問題がないということになります。
 こんな感じで文字が表示されればOK。ここまでの組み立ては上手くいったようです。もしモニターに反応がなく表示が出なかった場合は何らかの問題が生じています。よくある失敗は電源ケーブルの挿し忘れです。電源から伸びる一番太い24ピンがマザーボードにしっかり挿さっているか、ATX12V4ピン(もしくは8ピン)も挿し忘れていないか確認します。次にありそうなのが電源ボタンから伸びるコネクタの挿し忘れ。これを挿していないと、当たり前ですが電源ボタンを押しても電源は入りません。

ATX12Vコネクタは挿し忘れてないか
電源ボタンのコネクタも接続したか確認!

 電源周りで問題がなければメモリを疑います。先にも述べましたが、メモリは挿すべきスロットが決まっているで、そこを確認します。説明書が間違っている場合もあるので、違うスロットに挿してみるのも忘れずに。スロットを間違えたから壊れるということはないので試行錯誤してみてください。実際、TH55XEの説明書もスロットの表が間違っていました。

 スロットの問題でもないとなれば相性の問題で正しく認識されていない可能性もあります。複数枚挿しているのであれば1枚ずつ試してみます。

 すべて試してダメならもう手はありません。CPU・マザーボード・メモリ・グラフィックカードいずれかが不良もしくは相性により正常に動かない状態にあります。初期不良でなければ別途新調するしかありません。相性は不良とはまた違う問題で、これはサポートが受けられません。この点が心配なら相性保証を付けてもらえるお店を選ぶとよいかもしれません。ただしその分高くなります。

 PCを自作する場合、他にPCを持っているのでしたらそれを使って個々のパーツの不具合を検証できるのでよいのですが、検証しようがない場合は本当に困ってしまいます。自分の取り付けミスなのか、相性問題なのか、初期不良なのか、経験がないとまったくわかりません。本当に初めての人は、お店が予め雛形を作って販売しているBTOパソコンを選択し、組み立て済みものを購入するのが確実です。

パソコン工房

 今回、私の組み立てでは問題なくいきました。次回はハードディスクを取り付け、Windowsを起動させます。ここまでいけばPCは完成です。地デジチューナーの設置までいければそこまで記事にしたいと思います。


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