PSP用動画ファイル変換その4
 PSP用に作成した動画が増えてくると、その音量がばらばらなことに気がつくと思います。これを一括して揃えることが可能なソフトがあります。

AACGain もともとはmp3の音量を調整するためのソフト、MP3Gainだったものが有志の手により改良されてAAC(mp4で利用される音声圧縮形式)に対応したもののようです。その名残で、まずMP3Gainをインストールして、その後AACGainの実行ファイル(aacgain.exe)をmp3gain.exeにリネーム、それをオリジナルと置き換える必要があります。起動はMP3GainGUI.exeから。なにやら面倒くさそうですがやってみれば簡単です。AACGainでもMP3の音量調整ができます。

 使い方は起動した画面にMP4ファイルをドロップするだけです。一括処理できるので音量調整したいファイル全て放り込むとよいでしょう。ファイルを選択してトラック分析ボタンを押すと音量の分析がなされるので、それが終えたら音量の基準にしたいファイルの音量数値を目標音量の項目に入力し、調整したいファイルを選択した後にトラックゲインボタンを押すと処理してくれます。PSPのスピーカーならデフォルトの89dBでちょうどよいと思います。

 この調整は再エンコードするわけではないので音質が劣化することはありませんが、説明書によると、過去にはバグでファイルがダメになったことがあるので必ずオリジナルをバックアップしておいてくれとあります。したがって、その点だけは認識した上で自己責任でやってください。ちなみにわたしのもとではいままで問題はおきていません。何度となく使った上で非常に優れたソフトだと判断したので紹介しておきます。



PSP用動画ファイル変換その3
 動画の余分なところをカットする際、あるいはお気に入りのところを切り出す際に、映像ではなく音声を参照して編集したい場合が多々あります。そんな時はサウンド編集ソフトを使います。

SoundEngine Free AviUtlで読み込んだ動画ファイルを"ファイル"→"WAV出力"すると音声だけ書き出されます。これをSoundEngineに読み込ませます。あとは耳を頼るなり波形を拡大するなりしてカットすべきあるいは切り出すべきポイントのタイムを確認します。このタイムを参照してAviUtl上でカット・切り出しすれば望みの編集ができるわけです。AviUtlは1/100秒単位(表示するには"表示"→"時間の表示"のチェックが必要)、SoundEngineは1/1000秒単位であることだけ注意が必要です。

 SoundEngineで編集したWAVファイルをAviUtlに読み込ませることももちろん可能です。



PSP用動画ファイル変換その2
 携帯動画変換君での動画作成に慣れてくると、次は好きなところだけ切り出したい、余分なところはカットしたいとなってくるかもしれません。その時に役にたつのが次のツールです。

AviUtl これにDirectShow File Reader プラグイン for AviUtlを導入します。aviutil.exeと同じ場所に中身を置くだけ。準備はこれだけ。

 あとは編集したいファイルを開いて切り出したりカットしたりします。右下に配置されている矢印のアイコンを押すと現在表示されているフレームを始点および終点に設定してくれるので便利です。編集の項目から"選択範囲のフレーム削除"を選べばカットできます。音声が読み込まれていない場合は、"ファイル"→"音声読み込み"で同じ動画ファイルを読み直せばよいです。表示の項目から"時間の表示"と"再生ウィンドウの表示"にチェックを入れておくと編集がしやすいと思います。カットが終わったら"AVI出力"を選択。3分くらいの動画で5GB前後のAVIファイルが出力されます。これを携帯動画変換君にかけます。

 他にもいろいろいできるソフトですが、自分にはこれだけで事足りています。他のプラグインを用いればmp4も直接変換・出力できるみたいです。

 WMVも読み込むことができ、AVIに出力できるので、ハードディスクに(相当な)空きがあれば携帯動画変換君でmp4にできます。

 PSPのビデオの項目では、動画ファイルと同名のjpgファイルをサムネイルとして表示してくれます。携帯動画変換君では160x120で出力してくれますが、PSPで実際に表示されるサムネイルは72x54なので、最初からこのサイズのものを作ったほうが綺麗に表示されます。AviUtlで好きなシーンのコマをコピーして(キーボード上のPrintScreenキーを押す)任意の画像処理ソフトでトリミングしてサムネイルを作成するとよいと思います。



PSP用動画ファイル変換その1
 新型PSPで再生させる動画ファイルの作り方。

携帯動画変換君 一度設定さえしてしまえば、PSPで再生したいファイルをドロップするだけで変換してくれます。WMVは直接は変換できません(やり方はなくはないですが面倒です)。PSPで再生できる最大解像度480x272にするには自分でエンコードの設定をする必要があります。QuickTime必須(最新版はWindows2000へインストールできませんが、過去のバージョンでなら対応しています)。

 設定は簡単ん。携帯動画変換君を解凍した先にあるTranscoding.iniの[Item0]以下に下記を上書きします。(こちらのブログの記事の設定を利用させて頂いています)

Title=AVC 480x272/29.97fps/VBR QB10 ステレオ/128kbps
TitleE=AVC 480x272/29.97fps/VBR QB10 Stereo/128kbps
Command0=""<%AppPath%>cores fmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -title "<%Title%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec h264 -coder 1 -bufsize 128 -g 250 -vlevel 21 -fixaspect -s 480x272 -r 29.97 -qscale 10 -maxrate 3000 -acodec aac -ac 2 -ar 48000 -ab 64 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
Command1=""<%AppPath%>cores fmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -f image2 -ss 5 -vframes 1 -s 72x54 -an "<%OutputFile%>.jpg""

 改行する必要ありません。コピー&ペーストするだけ。携帯動画変換君を起動するとデフォルトの設定として上記が使われます。

 なお、設定ファイルの-qscale 10の数値を大きくすると画質が劣化する変わりにファイルサイズが小さくなります。画質にこだわるなら10以下に、そこそこの画質で観れればそれでいいのなら20程度にするといいと思います。自分で好みの画質とファイルサイズになる数値を見つけてください。

 出来上がったmp4ファイルはPSPのVIDEOフォルダに入れるだけでよいです。この方法で作成された動画ファイルの名は自由に変更してかまいません(逆にこれ以外だとファイル名も保存先も制限があります)。変換終了時にサムネイル用ファイルが作られますが、これは動画の最初から数秒目をキャプチャしたもので、大抵の場合使い物にならないので捨ててかまいません。後に説明するAviUtlなどで好きなシーンのコマを選んでサムネイルを作りましょう。



サムネイルも動く
 PSPのシステムソフトウェアが3.80になりました。シーンサーチのサムネイルを選択すると10秒間程度そのサムネイル上で動画再生するようになってます。無駄に贅沢になってます。

 ネットラジオにも対応したようですが、うちでは無線LANがないので試せません。あと、ワンセグ録画は録画予約中はPSPをいじることができず、さらに時間指定予約もできずとかなり制約が多い模様。

 個人的には画像閲覧システムにもう少し手を加えて欲しいです。フォルダの階層化、任意のソート、PNG表示の高速化などなど。


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